取扱メーカーSupplier

  • 生化学
  • 英国

St John’s Laboratory Ltd

各種抗体、細胞用アッセイキット、抗体修飾用キット、ELISAキット

https://stjohnslabs.com/

St John’s Laboratory社について

St John’s Laboratory社はバイオ産業、製薬企業、アカデミアで活躍する研究者に向けて、研究用の生化学キット、
抗体、試薬を専門に取り扱うサプライヤーです。St John’s Laboratory社のプラットフォームは、タンパクや代謝物の
検出・定性・定量に有用な研究材料を広範囲に提供しています。
また、ライフサイエンス分野において、より早く、より経済的に、より環境に配慮したサービスを提供し、持続可能性に配慮したリーディングサプライヤーとなることを使命としています

ウサギモノクロ―ナール抗体

ウサギの免疫系によって、マウス由来のモノクローナル抗体と比較して、優れた親和性と幅広い認識性を持つ抗体の産生が
可能となります。ウサギのモノクローナル抗体の最大の利点は、マウスでは必ずしも免疫原性を示さない抗原のエピトープを認識する免疫系を持つことであり、研究分野での貴重な資源となります。
ウサギに免疫した後、脾臓細胞を分離し、メラノーマのパートナー細胞と融合させ、ハイブリドーマを回収することができます。
マウスのハイブリドーマと比較して、ウサギはこのプロセスにおいてより高い安定性を有しています。抗体作製の次のステップでは、希釈クローニング(または限界希釈)と呼ばれる方法を用いて、モノクローナル抗体を分泌する細胞株を選択することができます。いったん適切な不死細胞株が選択されると、その細胞株を増幅することにより、モノクローナル抗体を大規模に生産することが可能となります。
ポリクローナル抗体の大きな問題は、ロット間のばらつきが大きいことです。このため、モノクローナル抗体は、研究に高い一貫性と再現性を求める多くの研究者に好まれています。

• 製品はこちらです:Rabbit Monoclonal

ノックアウト(KO)細胞株による検証済みの抗体

様々なバリデーション手法にはそれぞれ独自の強みと用途がありますが、抗体の正確な仕様と用途については常に許容誤差が
生じます。このため、ノックアウトによるバリデーションは、ライフサイエンス研究領域において最も広く受け入れられ、標準的に使用されています。
基本的に、このプロセスは、正常な細胞株と同様に目的のタンパク質が発現していない細胞株またはノックアウトサンプルを用いて抗体をテストすることにより、抗体の特異性を確認するものです。
標的タンパクが細胞株やノックアウトサンプルから欠損しているのは、このタンパクをコードする遺伝子が存在せず、DNAの除去や置換によって「ノックアウト」されているためです。
実験終了後、結果を比較し、ノックアウトサンプルや細胞株では検出されず、正常細胞株で特異的に検出された場合、その抗体は特異的と分類されます。

• 製品はこちらです:KNOCKOUT-VALIDATED PRIMARY ANTIBODIES

ローディングコントロール抗体

ローディングコントロール抗体は、高レベルで一貫した発現を示すタンパクを標的としています。
これらのタンパクは通常、ハウスキーピング遺伝子に由来し、多くの生物で高度に保存され、ユビキタスに発現していることから、特に実験コントロールとして幅広い用途に使用することが可能です。

• 製品はこちらです:LOADING CONTROL ANTIBODY GUIDE

ポリクローナル抗体

ポリクローナル抗体は、マウス、ウサギ、ヤギなどの哺乳類の体内で、様々なB細胞系から分泌されます。
ポリクローナル抗体は、その起源から、同じ抗原の異なるエピトープに結合することができます。ポリクローナル抗体を産生するために、動物は数週間にわたって免疫され、B-リンパ球が免疫グロブリンを産生するようになります。
免疫サイクルが完了すると、抗体は血清から得られるか、あるいは血清タンパクから精製されます。

• 製品はこちらです:POLYCLONAL ANTIBODIES

ヤギポリクローナル抗体

ポリクローナル抗体の作製にヤギを使用する最大の利点は、他の動物に比べ、生産中に得られる血清の量と濃度がはるかに高いことです。 そのため、大規模な抗体作製にヤギを使用する場合、多量の抗体を得るために必要な血清抽出の回数を減らすことができます。
St John’s Laboratory社のヤギポリクローナル抗体は、EUで製造され、様々な用途で検証されており、費用対効果が高く、小さいサイズから購入することが可能です。

• 製品はこちらです:GOAT POLYCLONAL ANTIBODIES

モノクローナル抗体

モノクローナル抗体はタンパクの一種で、一価の親和性を持ち、一つのエピトープにのみ結合するように特異的に生成されます。このタイプの抗体は、宿主動物に免疫して体液性免疫反応を起こさせることにより作製されます。
抗体を産生する脾臓細胞は単離され、in vitroで前培養したメラノーマ細胞と融合させるために利用されます。融合ステップで生き残ったハイブリドーマは、HAT培地を用いて分離され、培養されます。
ハイブリドーマは、メラノーマ由来の特性により不死であり、融合されたB細胞に基づき、ハイブリドーマクローンは、元の宿主が免疫されたエピトープに対して、均質な抗体を分泌することが可能です。
得られた抗体はモノクローナル抗体であり、ポリクローナル抗体と比較して最大の利点は、単一エピトープの特異性を持ち、不死のハイブリドーマから合成され続けるため、安定供給が可能であることです。

• 製品はこちらです:MONOCLONAL ANTIBODIES

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