Sirius Fine Chemical SiChem GmbH 社について

Sirius Fine Chemical SiChem GmbH社は、生化学、生物医学、医薬品などの研究市場向けのファインケミカルや検査試薬の製造・販売を行っています。 Sirius Fine Chemical SiChem GmbH社の核となる専門知識・技術は細胞内シグナル伝達の分野で、特にイノシトールリン酸（Inositol Phosphates)やホスホイノシチド（Phosphoinositides）の誘導体の合成を得意としています。
Sirius Fine Chemical SiChem GmbH社は、イノシトールリン酸（Inositol Phosphates)やホスホイノシチド（Phosphoinositides）の誘導体の中心的な供給元の一つで、現在60種近くの高純度製品を販売しています。
Sirius Fine Chemical SiChem GmbH社は、近年研究開発用の検査試薬を継続して開発していますが、その中には最近需要の伸びが著しい光励起性蛍光物質も含まれています。最近ではクリック反応可能な非天然型アミノ酸やクリックケミストリー用の有用な製品も取り扱い製品群に加えられています。

Sirius Fine Chemical SiChem GmbH社独自の技術は、通常創薬研究用として適しているとは見られませんが、生化学的にまた薬理学的見地から考えてバイオアベイラビリティが強化されるようマスキングされた化合物の誘導体（prodrugs　プロドラッグ）の合成によって培われたものです。
マスキングされた薬剤候補が、例えば、嚢胞性線維症（CF症）（のうほうせいせんいしょう、Cystic Fibrosis）、下痢、炎症などの病気に対して検査され、いくつかの製品は動物実験や、患者培養細胞による試験で有効という結果が出ています。

Sirius Fine Chemical SiChem GmbH社はエナンチオマー分離の分野で効果的な前処理合成技術を開発しました。その技術により100mg～1000ｇ規模のエナンチオ分離を可能にしました。

Sirius Fine Chemical SiChem GmbH社は医学研究、医薬品開発、リード化合物、プロドラッグ開発などの分野で標準的なカスタム合成も行っています。また現在流通している医薬品有効成分（API）による代謝物の合成（安定同位体標識：D及び13C）や化合物の各種塩類の合成、結晶化などより専門的な課題にも対応できます。

分析装置

HPLC-MS, HPLC-UV, HPLC-RI, NMR (200 and 400 MHz, 1H, 13C, 31P, 19F)

分取装置

Discontinuous Chromatography
Continuous Chromatography

取扱い製品

Si-Click (Click Chemistry) (39)
Si-Lips (Lipids & Derivatives) (7)
Inositol Phosphates & Phosphoinositides (50)
Nucleotides & Derivatives (12)
APIs & Metabolites (31)
Stable Isotopes (8)
Phosphorylation / Phosphitylation (9)
Fine Chemicals (31)
New products (25)

関連資料