アプリケーション

• 合成用及びナノ粒子固定化用イオン液体
• アルミニウムの電着
• 炭素素材の分散：Carbon nanotube, Graphene, Fullurrenes

IoLiTec社は2002年に設立され、現在イオン液体の分野において最も古く、経験豊富な企業となっています。IoLiTec社は設立当初から今日まで無事成長してきました。現在同社のカタログには325以上のイオン液体、180以上のナノ材料、50以上の重要な中間体が記載されています。

最近では、例えば2006年にエアランゲン大学（Erlangen University）の Peter Wasserscheid教授に授与されたライプニッツ賞やIoLiTec社への 「the Profiles in Sustainability Award」などのように、イオン液体の新技術に対して数多くの賞が授与されています。IoLiTec社の顧客の多くは「イオン液体はもう研究室の好奇心を満たすだけのものではなくなっている。」と指摘しています。

IoLiTec社の研究員は十分な知識と経験を兼ね備えており、お客様のアプリケーションに最適なイオン液体をご提案できます。

エネルギーと環境保全技術

増え続ける石油製品への需要とそれに伴う原油や天然資源の不足のため世界の工業先進国は将来のエネルギー供給に関して深刻な問題に直面しています。このような状況は、すべての面で持続可能であること、化石燃料を有効利用すること、できる限り再生可能な動力源で捕捉するということなどをさらに重要なものにしています。その結果、世界のエネルギー問題に対する解決策を提供しているすべての計画は環境に対するプラスの効果だけではなく、経済面においても非常に重要なものとなっています。天然資源を持続可能な方法で利用する技術は２１世紀の主要技術としての地位を築くと考えられます。

IoLiTec社のエネルギー・環境保全部は持続可能であることを確実なものにする方向に向かって働き続けています。同社の多岐にわたるノウハウはイオン液体のユニークな化学的、物理的特性（例えば蒸気圧がほとんどない、熱安定性、電気伝導率、電気化学的安定性、高い耐熱性）に基づく開発途上の新しいアプリケーションへのカギとなり、技術、環境の両面で優位性を生み出します。現在アプリケーションはすでに明らかにされているので、IoLiTec社の技術は、エネルギーの生成、輸送、貯蔵のいろいろな新しい側面をカバーしています。

エネルギー・環境保全部は着目するテーマに従って（1）熱と冷気の生成、輸送、保存（熱力学的応用）と（2）電気エネルギーの生成と保存及びその化学反応における利用（電気化学への応用）の二つの部門に分けられています。更に現在ではその活動を生化学技術にまで広げています。