Enzymicals社について

Enzymicals社は2009年8月に、グライフスヴァルト大学（University of Greifswald）の
ボルンショオイヤー(Bornscheuer )教授のグループによる研究の成果を生体触媒による合成のプロセス開発に応用し、
高価値ファインケミカルを製造する顧客本位の企業を作るため、グライフスヴァルト大学から独立して設立されました。

Enzymical社は、生体触媒や有機合成用酵素のためのプロテイン・エンジニアリングの分野における膨大な
技術情報に基づき、以下の3領域に着目しています。

1. 合成酵素の製造

キラルビルディングブロックやスペシャルティケミカルの合成用触媒
Recombinant pig liver esterase、（R)-selective transaminase、Baeyer-Villiger monooxygenases
などのユニークな酵素

Carboxylesterases

Baeyer-Villiger monooxygenases

Amine transaminases

Aminoacylases

2. 化合物（Chemicals)　ファインンケミカル、スペシャルティケミカルの合成 Chiral compounds

テーラーメイドの製造プロセス構築のための合成戦略開発化学反応を最適化するために必要な
最良の触媒を選択、数キログラムまでの化合物製造

3. 問題解決（Solutions)　顧客固有の委託研究（Contract research）

Enzymical社は顧客が必要とする化合物に関する疑問にお答えできる経験豊富なパートナーです。
Enzymical社は顧客の要求に基づいて最適な酵素を見つけ、カスタマイズし、製造します。
Enzymicals社の技術によって対応可能な分野は、

• 収集株やメタゲノムライブラリーのスクリーニング
• 各種の微生物宿主を利用したクローニングや遺伝子発現
• たんぱく質工学による触媒の最適化