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Boron Molecular社について
Boron Molecular社は、オーストラリアのCommonwealth Scientificand Industrial Research Organization,Molecular Science(CSIRO)が発明・開発した新奇な有機ボロン・テクノロジーの更なる開発と商業化のために2001年に設立されました。
Boron Molecular社は、有機ボロンケミストリーに関し優れた技術・ノウハウを有し、現在では北米、日本、ヨーロッパ、及びオーストラリアの製薬会社、ファインケミカル会社等に、ユニークなビルディングブロックや専門的なケミストりーサービスを提供する国際的なファインケミカル製造会社です。
Boron Molecular社は、ニュープロセスや化合物構造等を請求範囲とする、有機ボロンケミストリーの様々な面をカバーした7件の特許を取得しています。
Boron Molecular社の保有する卓越した有機ボロンケミストリー技術・情報が従来の一般的な有機合成法に比べ幾つもの優位性を提供し、新薬開発プログラム等を著しく促進します。
Boron Molecular社の主な取扱い製品及びサービスの範疇は、有機ボロン化合物・鈴木カップリング反応化合物・中間体・カスタム合成及びテクニカルサービスです。
Boron Molecular社の熟練した化学者チームは、化合物のミリグラムからマルチ・キログラムまで、合成デザインにおいて優れたノウハウを持っています。
一連の有機ボロン化合物のR&D、新規構造化合物の合成、あるいは契約ケミストリーサービス等、幅広く対応できます。
Boron Molecular社のコア技能は、単にホウ素化学だけでなく、メディシナリーケミストリー(ヌクレオシドケミストリーを含んで)スケールアップ、新規発見、開発そして商業化への対応にも優れていることです。
テクノロジー
炭素-炭素結合分子へのカップリングで、最も強力なアプローチの一つは有機残基としてのボロン酸あるいはボロン酸エステル誘導体と、有機ハロゲン化物あるいは擬似ハロゲン化物とのカップリングによる鈴木カップリング反応の利用です。
しかしながら、鈴木カップリング反応の利用に関しては、商業上利用できる複雑な(特殊な)有機ボロン誘導体の数が少ないために限られています。
Boron Molecular社は、有機ボロン誘導体に導入される置換基の特性に非常に精通しています。
特定の目的のために考案された複雑な分子の合成法を改良改善するためには、置換基の保護及びその後の除去を、最小限にする必要があります。
この利点は、他の方法論での合成によっては余りにも高価であったり、合成が困難であった複雑な新規の有機ボロン化合物の製造を可能にします。
一般的に、反応は非常に明瞭で、高い収率で望みどおりの化合物が得られます新しい技術を利用することにより、簡単に入手できる出発原料から多くの一連の製品群の製造が可能となります。
触媒反応を利用するため、コストと廃棄物の削減が可能になります。
2工程あるいはより多くの反応をワンポットで行えるため、時間を短縮でき、総合的な収率を改善でき、ユニットコストを低減できます。
製品概要
Boron Molecular社は、ご利用に応じるため酸とエステルの両方のフォーマットで有機ボロン化合物を提供します。
エステルの利用は、アプリケーションによっては好都合であり、またある種の状況下では化合物の合成や精製のために極めて重要なものになります。
ボロン酸のエステルの利点
- 多くの親有機ボロン酸と異なって、対応するピナコールエステルは容易に特性付けられる異なった分子であり、しばしばクロマトグラフィーによって精製されます。
- ピナコールエステルは、一般的に有機溶剤により溶解します。
- ある種の反応において、ピナコールエステルは望ましくない副反応を除去する保護基として利用できます。
- エステルの利用は、有機ボロン酸が加水分解によりdeborinationにセンシティブな鈴木カップリング反応において推奨されています。
カスタム合成
ご要望の新規な有機ボロン化合物や鈴木カップリング系の対化合物のカスタム合成サービスです。
カスタム合成サービスは、ご要望のフォーマット・数量での有機化合物を供給します。
単に考察された有機ボロン化合物を合成することは簡単なものではありませんが、Boron Molecular社は有機ボロン化合物と鈴木カップリング系の反応の広範囲に亘る経験があり、この分野において幾つもの特許と専有の知識をもっています。
Boron Molecular社の蓄積された専門技術を御利用して頂くことにより研究の促進が図れます。
カスタム合成サービスのオプション例
- オプション1-第一ステージ : 2~8gの化合物合成
- オプション2-第二ステージ : オプション1の供給量の10倍量の合成
- オプション3-第三ステージ 鈴木カップリング反応対化合物 : 指定された有機ボロン化合物に対し有機ハロゲンによる適切な反応条件を見極め、その対になる2~10gの対化合物とその鈴木カップリング反応条件情報の供給。
- その他オプション例-スモールライブラリー : 貴社におけるカップリング反応研究の、より広範囲での研究、拡充等のケミストリーサービスもご相談下さい。
Boron Molecular社
500 Princes Highway Noble Park, Victoria, 3174Australia
TEL: +613 8558 8000 FAX: +613 8558 8004
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