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その他2024.12.03

ソーラーシミュレーター 太陽光スペクトルAM1.5G対応 | Ossila社

Ossila社製 Solar Simulator(太陽光シミュレーター) | 研究用光源装置 | 太陽電池や有機半導体の性能評価に最適

Product Code:G2009B1   Solar Simulator

Ossila社のソーラーシミュレーター(カタログ番号:G2009B1)は、小面積セルの太陽電池特性評価に最適な装置です。AM1.5Gの太陽光スペクトルを高精度に再現し、自然光に限りなく近い制度を実現しています。
太陽電池の効率測定や光起電力デバイスの研究に活用できます。

標準太陽スペクトルAM1.5との比較

OssilaソーラーシミュレーターとAM1.5のスペクトル比較グラフ。Ossila社のシミュレーターは、AM1.5Gに近い特性を持つ

1000 W/m²(1 Sun)の条件で測定されたスペクトル放射照度(irradiance)グラフ

Ossila社のソーラーシミュレーターが出力するスペクトル(青色)と、標準太陽光スペクトルAM1.5(薄青色)を 比較したグラフです。AM1.5Gスペクトルに近い特性を持ち、太陽電池の効率測定や光起電力デバイスの研究に適しています。

こんな方におすすめ

  • JIS規格やIEC規格に準拠した試験を実施したい方
  • 試験設備のコストを最小限に抑えつつ、高精度な結果を求める
  • 小型デバイス向けの太陽電池試験や光学評価を行うラボ
  • 設置スペースが限られた実験室で使用できる軽量・コンパクトな光源を探している方
  • 一定条件下での安定した光照射を求める半導体・材料研究をされている方

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特徴と他社製品との違い

  • LED光を採用し、キセノンランプより長寿命かつ安定した波長出力を実現
  • 直径15mmの照射エリアでクラスAAAのスペクトル性能を提供
  • 直径25mmのエリアでクラスABAの性能(IEC規格60904-9:2020準拠)
  • クラスAの時間安定性を備えた高出力光源
  • シンプルな操作で即座に研究・試験に導入可能
  • 省スペース設計により、狭い実験室でも効率的に運用可能
  • 固定条件に適したスペックで低コストを実現
  • 長期間の信頼性を保証する2年間の品質保証付き

仕様

  • LEDベースの定常光源
  • スペクトル偏差:<70%
  • スペクトル範囲:>80%
  • 作業距離:8.5cm
  • 作業距離での放射照度:1000 W/m2(太陽光シミュレーション)
  • 最大使用時間:10,000時間の長寿命
  • コンパクト設計(10.5cm x 9.0cm x 8.0cm)、重量600g

注釈

  • スペクトル一致度「A」:300〜1100 nm の範囲で波長が自然光の基準値に0.75〜1.25の範囲で一致していることを示します。実験の信頼性を向上させる重要な要素です。
  • 照射均一性「A」「B」「C」:均一な照射で試験サンプルの条件を揃え、信頼性を確保します。Aは±2%以内、Bは±5%以内、Cは±10%以内の変動域を示します。
  • 時間安定性「A」:初めの1分間の光強度変動が±2%以内に収まることを示し、安定した測定環境を提供します。
  • クラスAAA :「スペクトル一致度」「照射均一性」「時間安定性」のすべてがA評価であることを表します
  • AM1.5G:太陽光を模倣した国際標準基準で、太陽電池や光学デバイスの試験に使用されます。スペクトルの±25%以内に収まる場合、「クラスAAA」と評価されます。
  • LEDランプ:小型・軽量で狭い照射エリアに適し、特定波長の再現性に優れています。長寿命(〜数万時間)で研究用途に適しています。
  • キセノンランプ:太陽光に近い広波長範囲をカバーし、高出力が特徴。フィルターが必要な場合もありますが、大型デバイスの試験に向いています。

ソーラーシミュレーターの動作デモ動画

専用ソフトウエア

無料でダウンロード可能な専用ソフトウェアにより、LED出力を個別に制御し、照度の微調整が可能。
また、シリアルコマンドライブラリを利用すれば、特殊な測定や非標準的なスペクトル出力(例:屋内での太陽電池試験、低照度環境での評価)にも対応可能。

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