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Dyenamo社からの最新ニュースをお届けします。
#1 色素増感太陽電池(DSSC)の高効率化に関する論文について
EPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校) の色素増感太陽電池研究者であるD.Zhangらは、AM(エアマス)1.5Gにおいて、1000 W/m2照明下で13.5%、蛍光照明下~1000ルクスで34%の変換効率を得たとの報告をしています(DOI:10.1038/s 41467-021-21945-3)。
さらに著者らは、Dyenamo社製品がそれらの研究における重要なパラメータであること結論として述べています。
Dyenamo色素DN-F16B(XY1b)と新規色素コードMS5(現在Dyenamo社でDN-F22として入手可能) を用いて共増感することにより、光によって生成される電荷キャリアの再結合を遅らせることで、デバイスの電圧出力を高めることができました。
また、XY1B/MS5の組み合わせにおいては、Dyenamo社製品DN-Cu09およびDN-Cu10をベースとした銅(II/I)電解質と組み合わせて使用されています。
#2 ホール輸送材料:Me-4PACz (DN-X10) のスケールアップに成功
Dyenamo社はホール輸送材料であるMe-4PACz (DN-X10) の生産をスケールアップしました。この製品は、Helmholtz Zentrum BerlinおよびKaunas University of Technologyによるタンデム型太陽電池に関する論文において、高純度なペロブスカイト材料であるDN-P09・DN-P10と組み合わせて用いられています。
これら3製品はすべて迅速に供給することが可能です。
#3 高純度ペロブスカイト塩 (>99.999%) を続々と製品リストに追加
Dyenamo社は、高純度ペロブスカイト塩 (>99.999%) を続々と製品リストに追加しています。
これら全ての製品は、毎回同じ品質で供給することができます。また、最近の実績では、リクエストに応じて、CsB、CsI、CsCl を追加しました。
#4 カーボンペースト(DN-CP01)
Dyenamo社のカーボンペースト(DN-CP01) は、低温プロセスで作成するペロブスカイト型電池の標準品となりつつあります。
(詳しくは、Dyenamo社のブログ記事をご覧ください。なぜDyenamoのカーボンペーストDN-CP01がペロブスカイト分野全体に影響を与えることができるのか?)
ブログの記事はこちらから(Why Dyenamo’s carbon paste DN-CP01 can influence the entire perovskite field)
#5 1st. International Solar Power Technologies(SPTech)開催
1st. International Solar Power Technologies(SPTech)
Dyenamo社は、ポルト大学が主催する1st. International Solar Power Technologies(SPTech)を共同開催致します。
この学会は2021年7月5日~8日の間に無料でオンライン開催され、以下4つのトピックがあります。
- i) 太陽光燃料と貯蔵技術
- ii) 色素増感太陽電池
- iii) ペロブスカイト太陽電池
- iv) 太陽光エネルギー政策
詳細は、以下のウェブサイトをご確認ください。
International Conference on Solar Power Technology (solar-power-tech.com)
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