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細菌のバイオフィルムを視覚化(Ebba Biotech社EbbaBiolightのご紹介)
概要
EbbaBiolightは細菌のバイオフィルムを検出する蛍光トレーサー分子です。
EbbaBiolighは、抗体や有毒な化学物質を使用せずに、細菌とそのバイオフィルムを直接視覚化することを可能にします。 この製品はターゲットに結合すると高度な蛍光を示します。また、毒性がなく、推奨濃度で細菌の増殖やバイオフィルムの形成を妨げないため、EbbaBiolightを生きた培養物に添加して、分光光度法による分析を使用して細菌の増殖やバイオフィルムの形成をリアルタイムで追跡できます。 さらに、EbbaBiolightは光安定性と熱安定性があり、あらゆるアプリケーションで手軽に取り扱うことができます。
クイックスタートガイド
細菌の種類や株に応じて、EbbaBiolightは細菌のバイオフィルムの成分に結合します。 EbbaBiolight分を初めて使用する場合は、このクイックスタートガイドに従うことが推奨されています。
- EbbaBiolightを増殖培地(pH 7.4)で希釈(1:1000)
- 細菌のオーバーナイト培養液をEbbaBiolight含有増殖培地で希釈(1:100)
- 96ウェルマイクロタイタープレートの(少なくとも)2つのウェルに、EbbaBiolighを含む100μlの希釈したオーバーナイト培養液を入れます。
- 未使用のウェルに滅菌水を入れて乾燥を防ぎ、プレートをカバーまたは接着剤で密封します。
- プレートを最適な増殖温度でインキュベートし、少なくとも48時間の間、一定の間隔で吸光度と蛍光を測定します。
- 指数増殖期および定常期にサンプル(10 µl)を採取し、イメージングのために顕微鏡スライドにピペットで移します。 ガラスカバーで覆い、乾燥を防ぐために端を密封します。 細菌またはバイオフィルムを検出するために、推奨される励起/発光の波長でイメージングします。
EbbaBiolight 680の利用例
EbbaBiolight 680はバイオフィルムを視覚化することができる蛍光トレーサー分子です。これはSalmonella enterica、Salmonella enteritidisやSalmonella Typhimuriumのバイオフィルムに含まれるセルロース・アミロイド成分に結合します。
- Protocol I: Staining of surface biofilm using EbbaBiolight 680
- Protocol II: Optotracing of biofilm in tissue sections using EbbaBiolight 680
- Protocol III: Biofilm tracking in live cultures using EbbaBiolight 680
- Protocol IV: Biofilm quantification in colony re-suspensions using EbbaBiolight 680
製品リスト
様々な菌種・菌株おけるアプリケーションのためにスクリーニングされることを想定して、EbbaBiolightは5種類用意されています。品は、50 µl、100 µl、150 µl、または200 µlの容量でご購入頂けます(全て50 µlバイアルで提供)。また、EbbaBiolight Mix&Try kitは5種類EbbaBiolightが各10 µlずつ封入されているセット品です。
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