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  • カナダ

IBEX Technologies Inc.

リウマチ性関節炎、がん研究用キット、試薬、酵素

http://www.ibex.ca/

IBEX Technologies社について

IBEX社はカナダモントリオールに本社を置くバイオ医薬の会社で、関節炎の治療を目的とした自社開発によるバイオマーカーを中心とした試薬や検査キットの開発販売を行っています。

Arthritis

世界中で約1000万人の人々がリューマチ性関節炎(rheumatoid arthritis (RA)に、また8000万人の人々が変形性関節炎(osteoarthritis (OA)に冒されていると言われています。
更に、世界人口が老齢化している現在において患者数は増加傾向にあります。
従って、これら2種類の関節炎は現在、臨床検査や治療の潜在的な研究対象になっています。

OAについては治療方法がなく、薬剤投与は痛みを一時的に抑える非ステロイド系抗炎症剤(NSAISs)のような鎮痛剤に頼っています。
一方、RAの治療については、薬剤の使用は比較的選択の幅が広く、新しく開発された「疾患修飾抗リウマチ剤」、「遅効性抗リウマチ剤」などと呼ばれる抗リウマチ剤(DMARDs)が使用できます。
抗リウマチ剤は免疫機能に的を絞って病気の進行を抑える作用があります。
IBEX社の関節炎研究用試薬はコラーゲンの合成や分解に関係したいくつかのバイオマーカーの発見が基となっています。
バイオマーカーの発見が独自の研究ツールや検査キットの開発につながり、現在主要製薬メーカーだけでなくIBEX社においても新薬探査や治療法開発などの目的で使用されています。

The IBEX Approach

コラーゲンの合成と退行を測定

成長期にある時、細胞外マトリックスに活発なアッセンブリーが見られ、成人になると顕著に活性が減少します。
健康人の関節では、TypeII コラーゲンの合成と退行及びProteoglycanの凝集が観察され、その結果、マトリックスフラグメントが関節液・血中・尿中に放出されます。

OA やRAなどのリュウマチでは、軟骨組織の代謝が変化してしまい、コラーゲンの合成と退行がバランスを失った結果になっています。
そして、関節退行が起きます。関節炎では、TypeII コラーゲンの退行がCollagenases,MMP-I, MMP-8, MMP-13の活発な酵素活性の結果でおきます。

IBEXのAssayでは、これら結合組織の組成物質の合成と退化を同時に研究することで、直接的に関節の損傷を知ることを可能にし、強力なToolを提供しています。

IBEX Technologies社

5485 Pare Street Montreal,Quedec,Canada H4P 1P7
Tel:514-344-4004 FAX:514-344-8827

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